僕がバス釣りを始めたのは今から約10年前。小学5年?の頃だったと思う。
当時学校で「フナ釣り」が流行っていて、良く友達と近所の用水路にパンを持っていって
日に何十匹と釣って楽しんでいた。
(ま、流行もそうですが、その前から釣りゲーなどで興味は持っていたのですが)
そんなある日、友人がやけに短いリールのついた竿を持ってきた。
そして「ルアー」と呼ばれる物を投げていた。
当時の僕にとっては、その全てが奇妙な物であり、興味をそそる物でもあった。
そんなこんなでタックルを揃える事になったが、ミーハーなのは今も昔も変わらず
初めてのタックルに関わらず、全てダイワ製で揃えた。
そうやって良く友達と木場潟や前川なんかで釣りをしていたけど、一向に釣れなかった。
結局、タックルを揃えて半年後?に拓栄川で釣った35センチが、初めてのバスとなった。
それから串川、産業道路周辺の野池などでバス釣りを覚え、
高校時代には年間300本を達成するまでになった。
月日は流れ、昔一緒にバス釣りをしていた友人はバス釣りを止め
同時に付き合いもしなくなっていった。
こうやって昔を振り返ってみると、「あの頃は純粋だったな~」なんて思ったりもするが
「バスが好き」、「バス釣りが好き」という気持ちは今も全く変わっていない。
むしろ今の方が、バス釣りの魅力も分かってきて、楽しんでると思う。
10年間、バス釣りだけをやってきたわけでは無いが、
やはりバス釣りの魅力というのはいつまで経っても色あせる事は無い。
のめり込めば、のめり込む程に新たな楽しさ、発見が出てくる。
こんな楽しいバス釣りを、この時代で終わらせたく無い。
僕はバス釣りの美味しい時期を味わったが、こんな時代にバス釣りを始める事になった
初心者の方々や、自分の子供にバス釣りを残してあげたい。
その為にも、僕らが頑張ってバス釣りを残していかなければならない。
それが、これまでバス釣りでいい思いをしてきた僕らの使命でもあると思う。
昨今、耳に入ってくるのはどれも悪いニュースばかり。
正直、耳を塞ぎたくなる。
でも、耳を塞いで知らないふりをしていては、何も解決しないばかりか、
どんどん形勢は悪くなる一方・・・。
何か「アクション」を起こしましょう。
どうなるかは分かりませんが、何もしないで後悔するより、
行動を起こして何かを残していきましょう。