雑誌等でプロが「このタックルでしか釣れない~」とか言う。
それを見たバサーは、そのタックルが欲しくなる。
そのタックルを使えば、あたかもそのプロになれる気がする。
メディアは「釣具を売りたい」と思っている。
メディアは広告です。バサーはそう思っていなくても、
実際はメディアに釣られてしまっている事になる。
自分でも思い返すと結構釣られてるな、と思う。
これが刷り込みです。雑誌ばっかり見てると、情報源も受動的になり
向こうから入ってくる情報を鵜呑みにしてしまいます。
これでは向こう側の思うツボになってしまいます。
今月発売の各種雑誌では、パブコメについて書かれています。
一部雑誌には、テンプレートのようなものまで付いています。
でも、雑誌に書いてある意見は、あくまでも「出版社側」の意見であり
「釣り人」の意見では無いと思います。
ですが、その通りに送ってしまうと「出版者側」=「釣り人」と
向こう(環境庁)はとらえてしまうでしょう。釣り人が出版社の代弁者になってしまう訳ですよ。
釣り人は「アングラー」です。
人それぞれの「アングル」がある訳です。
だから、自分なりの「アングル」を持ってこの問題を見てみて下さい。
自分の「アングル」は「出版社」の「アングル」とは違うはずですから。
メーカーによっても、この問題への温度差があります。
某sh○manoは、事実上のバス撤退らしいです。
何言ってんの?雑誌でも新型発表って出てたじゃん?って言う方もいると思います。
でも考えて見て下さい。新型は「バス専用」ですか?
今までは国内発表が先ですが、今回の新製品はアメリカ発表が先でした。
アメリカではその新製品はもう売ってますし。
メーカーの看板でもある某デコ氏もわざとらしい位にバスから逃げてます。
まぁ言い直せば「国内バス製品」は撤退です。
今後はアメリカのオマケ程度にしか考えないでしょう。
パブリックコメントって何?
環境庁が話を聞いてくれる?
どうせ無駄でしょ?
取りあえず意見を聞いてあげますよ、って言ってるんだから
意見を送らないと損。
よく
「パブリックコメントは数」
「パブリックコメントのテンプレートを用意~」
「釣りしたいからバスを規制するな」
とかを送ろうって言ってますが、
それを向こうは
「釣り人の組織票か。これは署名じゃないんだぞ」
とか
「中身が全部同じじゃん」
とか
「自分の言いたい事だけ言いやがって」
って思ってるかもしれません。
(かも?なんで真相は環境庁の中の人しか分からないですが)
なので、なるべく意見が被らないようなパブコメが有効でしょう。
(これが意外に難しいんですが・・・)
環境庁の中の人は実はバスに対して少しは理解があるのかもしれません。
そうでもなければ「小グループ会合」とか「半年先送り」といった
譲歩も考えられませんから。まぁそれもすべて某大臣が潰した訳で・・・。
指定は大臣の言うとおり、バスを入れる為にこの法案を作ったのですから
バスが入らないと向こうも都合が悪いでしょうね。
向こうさんもバスを指定して「即駆除」って事も無いでしょう。
バスがいると都合の悪い地域から順番って感じでしょうね。
この「バスがいると都合が悪い地域」と言った表現ですが
地域がバスの事を特に危惧していなければ、特に駆除はされないかもしれません。
そこで釣り人と地方の譲歩があれば、「公認釣り場」も夢じゃないかもしれませんよ。
と、今になって慌ててみましたが、慌てるのが遅かったですよね。
僕も、皆さんも。勿論上の方も。
もっと早く慌ててたら状況は変わってたかもしれません。
といっても今更そんな事を言っても遅いので
指定が決まった後の事を考えましょう。
指定されると、具体的な防除方針を決めると思います。
どうやらその後は、地方の判断に任せるようなので、その後また
いい方向に転ぶ可能性もあります。
某県の某所では、「既に」釣り人の登録制(ライセンス制みたいなもの)をしようという話が持ち上がっているらしく、それが実現すれば「認められた釣り」が可能になります。
この事例のように、いい方向に転ぶ可能性もあるので、前向きに考えましょう。今は待ちです。
勿論パブコメは送るべきですがね。